• 地すべり防止工事士を取得した動機

　例年のように土砂災害が多発している日本(愛媛県)で、住民の生命と財産を守るために、技術者として斜面防災の役に立ちたいと考えて資格を取得しました。

 　郷土の地質を熟知した地すべり工事士として、調査から工事にわたる斜面防災事業に取り組み、地域住民の生命と財産を守る役割を果たして行きたいと考えています。

• 思い出の現場･仕事

　愛媛県の佐田岬半島において、老朽化した集水井排水管の新設工事に主任技術者として携わりました。井外(吐口)からロータリーボーリングマシンにおいて40m先の既存集水井巻き立てコンクリート(既存排水ボーリング孔口付近)へ掘進する、難易度の高い排水ボーリングでした。掘進精度管理として、掘進中の孔曲り測定を行い、オペレーターと連携をとってコントロールドリリングを実施しました。その結果、概ね想定した位置に貫通させることに成功しました。本現場では横ボーリングの孔曲りの大きさに驚かされました。また、掘進精度を要求される高難易度の工事でしたので、施工後の達成感が特に感じられる現場でした。